2025.10.18

【演習A】児童厚生員等専門研修会

10月9日、リニューアルオープンしたコジマ子どもサイエンスパーク(子ども総合科学館)にて児童厚生員等専門研修会を開催しました。

今回は「自然あそび」ということで、様々な遊びを県内外の方々に提供されてきた栃木県シェアリングネイチャー協会の塩澤 利子先生を講師にお迎えしました。

演習テーマは「気軽に楽しむ自然あそび」。

植物の名称など分からないことは「分からない」とまわりと共有し、分かち合い、体験を通して一緒に楽しんでいくということで、必ずしも解説者・指導者ではなく“自然と人をつなぐ案内人”として臨む心構えは一つ肩の荷が下りたようでした。

秋らしい気候の中、科学館の屋外をメインに活動を開始しました。

まずは風と日の光を感じ、大きな自然の力を体感しました。

落ち葉の中から自分のお気に入りの一枚を選びよく観察し、仲間分けをしてみると大きさや色、質感はそれぞれ異なりました。

「葉っぱちゃんあつまれ」では見落としがちな葉の違いに気付けました。

自然物の連想しりとり「つなげて歩こう」と顔をつくる「森の福笑い」では、各グループであちこち自由に散策しながら発見したものを共有しました。

型抜きされた紙の枠を木や石、ベンチに当てて色のグラデーションや面白い質感を映しとる“森の美術館”のアレンジ遊び「着せ替え猫」。猫型の枠以外にも先生手作りのものもご紹介いただき、アイディア次第で想像が膨らむ楽しい活動でした。

最後に落ち葉を数枚広い、紙の窓枠に合わせて貼り付ける「森のステンドグラス」。

思い思いの鮮やかな作品ができました。

たくさんのアクティビティを通して発見、共有ができました。

受講者からは、大がかりな準備物がなくてもできる遊びが今後に生かしやすいとして、「大人でも楽しむことができた」「とても参考になった」というお声がありました。

塩澤先生、楽しい学びの時間をありがとうございました。