天文台の活動
2018.02.06

星をみる会を実施しました

 2月4日(日)に星をみる会を実施しました。
この日の空は、夕方雲に覆われましたが、開始時刻には雲が流れ去り、星空観望日和となりました。

【2月4日のうさぎ座R星(中央の赤色の星)(30秒間撮影)】

直径75㎝反射望遠鏡では、おうし座の「アルデバラン」、ぎょしゃ座の「散開星団」、オリオン座の「大星雲(M42)」、うさぎ座の「R星(クリムゾンスター)」、ふたご座の「カストル」と「エスキモー星雲(NGC 2392)」、おおいぬ座の「シリウス」を観察しました。
天文台周辺の屋上でも、天文ボランティアの方々による生解説を交えながら、屈折望遠鏡や大型双眼鏡などで、おうし座の「プレアデス星団(M45:すばる)」、ふたご座の「カストル」、「アンドロメダ銀河(M31)」、オリオン座の「大星雲(M42)」、おおぐま座の「ミザール」と「アルコル」、おおいぬ座の「シリウス」、かに座の「プレセペ星団(M44)」など、多くの天体を見ていただきました。
また、星座をつくる恒星では全天で2番目の明るさの星、りゅうこつ座の「カノープス」を見ることができた方もいました。この星は、南寄りの空にあり、宇都宮ではなかなか見ることができません。中国では、見ると縁起が良いとされ、特に「一目見ると寿命がのびる」という話が有名です。
ご参加いただいた11名の皆様、有り難うございました。次回は、平成30年2月24日(土)午後7時(集合)からを予定しております。ご来館の際は、温かい服装でお越しください。