特別イベント
2023.12.22

謎を作れ!5話 科学の国の未来くん編~解答解説編~

 こちらは、ゴールデンウィークに行った謎解きイベント「未来くんからの挑戦状」と10月~12月に行っている謎解きイベント「科学の国の未来くん」の担当者による小話的な記事となっています。
このページには特に謎は隠されていません。

 また、イベントが終了しましたので、本ページでは「科学の国の未来くん」の解答・解説を行います。解答を見たくない場合にはブラウザバックをしていただくか、別のページをご覧ください。

目隠しポスター

 科学館お休み前 謎解きイベント「科学の国の未来くん」は12月16日の最終日を無事に終えることができました。ご参加いただいた皆様にこの場で感謝申し上げます。ご参加いただき、ありがとうございました。

 こちらでは、科学の国の未来くんの回答及び解説を行っていきます。もし答えを見たくない!という方はここから先は見ないでくださいね。

 さて、まずメインホールの受付で一通り説明を受けた後、イベント参加者の方は渡された袋からA5サイズの少し小さな紙を取り出します。両面印刷されたこの紙ですね。

A5サイズ 物語のはじまりはじまり

 謎解きイベントのストーリーと持ち物の確認。そしてこの後青色の問題を解いてねという指示が書かれています。
 そうそう、忘れてはいけません。この紙では女の子が「自分の持ち物には名前を書いてね」と注意してくれていますね。

 館内を巡るミュージアムツアーに出かけようとしたら、うさぎさんが困っていたので助けてあげるために青色の問題を解こう、と書かれています。メインホールの青いうさぎの足跡をたどって展示品があるエネルギーの科学のエリアに向かって、問題を解きましょう。

 青色の問題は全てエネルギーの科学のエリアの展示品から答えを探すことで回答できます。
12月10日か16日にイベントに参加した方は壁や展示品にも大きな白うさぎが居たことに気が付いたかもしれません。こちらは12月から追加になりました。

 それぞれの展示品から答えを探し、書き込みます。

 Q1の答えに「ヘロン」と書いた方も多いかもしれません。「ヘロンの蒸気機関」という展示品もあるので、そちらを見つけて回答してしまったのかもしれませんね。蒸気機関を実用的な動力装置にしたのはワットなので、今回の答えはワットになります。

 この白うさぎの表示も12月から追加されました。

 6つの展示品を見つけて、答えを書き込みました。赤い文字が答えです。
答えを書き込むとトランプのマーク4つと×○のついた枠を埋めることができるようになります。それぞれの文字を埋めると。

 次は「トランプ」が描かれた問題を解こう
 女王様は「バラ」がお好き

となります。ここまで解けたらトランプの描かれた橙色の問題を解いてみましょう。

 皆さんのおかげでメモが読めるようになった白うさぎはお使いの内容を思い出します。女王様から箱の中身を取ってくるように言われたという白うさぎは、トランプ兵たちに箱の場所と鍵について聞きに行きます。

 トランプ兵たちが指定した展示品を確認しましょう。乗り物とロボットの科学のエリアから「ロケット」の縮尺を確認します。

 縮尺1/30なので、Q1にはメインホールと書き込みます。

 先ほどもいたエネルギーの科学のエリアから「ガス灯」の展示品を探して旗の色を確認します。

 ガス灯の旗の色はですね。 

 このガス灯の展示品、実はずっとある展示品なのですが、知っていましたか?
こう聞いている執筆者Kも今回の謎解きの作成のために歩き回っていて初めて壁に解説が書いてあることに気が付きました。

 そして、最後に青色の問題の答え「女王様の好きな花の種類」を書き込みましょう。

 「メインホール」から女王様の好きな「赤」色の「バラ」をたどっていこう。
と文章が完成しました。メインホールの床を確認すると赤いバラの印がM2Fに向かって続いています。このバラをたどっていきましょう。

 バラをたどっていくと女王様がいらっしゃって、下に箱があります。女王様は参加者の皆さんに「この箱を開けたいなら『別名が私の好きな花』と同じ星雲の写真の裏を見なさい」とおっしゃっています。

 M2Fはプラネタリウムなどがある階です。エレベーターから続く連絡橋にいくつかの星や星雲の写真が貼ってあるので、「バラ」の別名を持つ星雲の写真を探しましょう。

 この通路の写真と装色は今回のイベントのために準備しました。12月16日のみ、14日に出現したふたご座流星群の写真(拡大)が2枚追加されています。機会がありましたら、12月27日まで掲載しておりますので、探してみてくださいね。

 では、通路にある写真の中にある『女王様の好きな花と同じ別名を持つ星雲』=バラ星雲の写真を探します。

 こちらですね。
この写真をめくってみると、こんな文章が現れます。

 ヒント2 も参考にパスワードを計算して出しましょう。

 橙色の問題にかかれたトランプのスート(柄)ごとに数字を合計します。スートごとにならべるとこうなります。

 20251001 ここにさらに壁に書かれた数字を計算しましょう。

 20231227 となります。こちらの数字を箱に入力して、女王様からお言葉を賜りましょう。

 どうやら、白うさぎが命令を間違えていたようです。女王様のご褒美をもらうために、赤色の問題のチェス盤を解きましょう。

 指示に従って、赤色の問題のチェス盤から展示品の名前を消していきましょう。8個の展示品全部を消すと下のようになるので、文章を読んでみましょう。

 魔法の眼鏡でモニターをみなさい となります。
あとは、白色の地図からバラのマークをさがして、魔法の眼鏡とモニターを探しましょう。
どうやら魔法の眼鏡は女の子が貸してくれるそうです。バラのマークの所に置いてあるようですね。

 2階のものさしの国と物質の国の近くにあるようです。こちらにはこんな案内があります。

 壁にかけられた女の子の魔法の眼鏡を使ってモニターをのぞき込むと、真っ白い画面が変わって、こんな画面が見えてきます。

 見えた言葉は ごほうび です。この言葉を赤色の問題の空欄に書き込んでから、メインホールのスタッフに見せて女王様のご褒美をもらいましょう。ここがいわば一つ目のチェックポイントです。

 メインホールのスタッフに ごほうび と伝えると女王様からのご褒美と次の問題への案内を渡されます。
 ご褒美は 透明なフィルムと黒い棒 です。これは問題が解き終わった後に冊子を作る際の表紙と止め具になります。
 この透明フィルムはOHPシートを使っています。私のようにOHPシートを懐かしいと思えるのは30代までかもしれませんね…。

  気を取り直しまして。赤色の問題の次は二人に合うために緑色と紫色の問題を解いてと言われます。まずは緑色から解いてみましょう。

 1階の展示場から、問題を読むために展示品を探す必要があります。
・大きな左手の人差し指の上
・大きな水道の正面

 まずは人差し指を探しましょう。メインホールから黄緑色の帽子を目印に1階展示場の生命の科学エリアに向かうとこんな展示品を見つけることができます。

大きな左手ですね。

この左手の人差し指の上をみると、点字50音表を見つけることができます。問題の一部はこの点字で読むことができそうです。

 点字を読むとこうなります。まだ問題が読めない個所がありますね。

 次は 大きな水道の正面 です。そのまま情報の科学のエリアに向かうと、こんな展示品があります。

大きな水道管ですね。この展示品の正面にある展示品を見てみましょう。

 重要なところを拡大した写真がこちらです。

 JISコードの一覧表です。この表を使って残りの問題を読んでみましょう。

 というわけで、帽子屋からの問題は『おんなのこのなまえは?』となります。

 では、女の子の名前を思いだしてみましょう。
しっかりとここまでの問題を解いていれば女の子の名前を一度は見たはずです。

ヒント①:女の子はある問題で「私の道具が置いてあるから、それを使ってね」と言っていました。

ヒント②:最初のA5サイズの紙の中で女の子は「自分のモノに名前か印を書いてね」と言っていました。

 つまり、どこかに置いてある女の子の道具には女の子の名前が書いてあるということです。

女の子の名前が書かれた魔法の眼鏡を探しに2階に向かってみましょう。魔法の眼鏡を見てみるとちゃんと書いてありますね。

 緑色の問題の答えは アリス・P・リデル です。
では、次に紫色の問題を解いてみましょう。

 チェシャ猫の案内に従って、正しく読める文章を読んで指示に従っていきましょう。
まず、最初は上の文字「白色の地図の×の場所にある鏡に問題を映そう」です。

 ちなみに、この問題だけブラフ(偽物)が混ざっています。両脇の
『白色の地図の◎の場所で星を探そう』と『2階の残響室に行こう』です。読めてしまいますが、文字が反転したり、ひっくり返っていて『正しく読む』ことはできません。

 2階の×印。鏡のマジックの展示品で問題を映すと今度は正しく読める文章が変わります。

 下の「メインホールで☆の上に魔法の筒を載せて見よう。」です。
それでは、メインホールの魔法の筒を紫色の問題の☆にそれぞれ載せましょう。

 白色の地図の▲の場所に行って

緑色の問題の答えを入力しよう

 つなげると 白色の地図の▲の場所に行って 緑色の問題の答えを入力しよう となります。
白色の地図で▲のマークをさがして向かってみましょう。1階の宇宙の科学のエリアですね。

 向かってみると展示品の横にキーボックスが置かれています。

 先ほどの緑色の問題の答えを入力すると、こんな紙が入っています。

 緑色と紫色の問題クリアとなります。
裏面には2種類の魔法の眼鏡の柄に隠された点字の紹介をしています。女の子の魔法の眼鏡は色合いの関係で点字が見づらくなってしまいましたが、仕込んだ小ネタをここで供養しておきましょう。

 ちなみに、チェシャ猫が話しているアナモルフォーシスはこちらの展示品です。

 天井にいるゆがんだチェシャ猫が、天井から伸びた銀柱に映るときちんとした姿で見えます。
円柱だけでなく円錐や三角錐など他の形でもアナモルフォーシスは出来ます。

 実は紫色の問題を全部×の場所で解いた方もおりました。凹面鏡や凸面鏡でもできなくはないですが…かなり読みにくかったのではないでしょうか。
 アナモルフォーシスはただ丸い鏡に映せばいいわけではありません。絵を映す鏡の形と半径によって絵のゆがませ具合が変わります。そのため、頑張れば読めなくもないですが、ゆがみが合わない凸面・凹面鏡だと読みにくい文字のままなんです。

 ちなみに、今回の魔法の筒はスチール缶に車の窓などに貼る鏡面シートを巻き付けて作っております。お家でも作れますので、工作してみてくださいね。

 では、紫の問題と先ほどの紙をメインホールのスタッフに見せると、紙と魔法の眼鏡を渡されます。

 あなたのための魔法の眼鏡 です。絶対に太陽は覗かないでくださいね。
無くさないように名前をちゃんと書きましょう。

 貰った紙には次の問題の案内が書かれています。次は水色と黄色の問題を解いていきます。

 水色と黄色の問題は写真をヒントにしながら、指定された展示品の周りにある数字を探してくる問題です。
この数字はあるルールに従うと文字に変換することができます。
 紙に書かれた例題によると、「とってもながーいふりこだわ」で8の時は答えが『い』。4ならば『も』だそうです。答えの『い』の書かれている位置もヒントですね。

数字を文字に変換するためには、左から何文字目かを数えましょう。今回の例題では

 こんな風にして、数字を文字に変換していきましょう。あくまでも文章は展示品を紹介していたり、展示品の感想だったりなので、文章のとおりにする必要はありません。
 帽子屋の言う通りにブドウの粒を数える必要はないですからね?

 水色と黄色はストーリー上の元のイベント「ミュージアムツアー」ということで、基本的には問題に沿って館内を巡れるようになっています。一部音の国・遊びの世界・力と運動の国が少し順路が交差します。

 なんとなく他の問題を解いている間に見つけた数字をメモしていた方も多かったですね。まずは水色の問題で、2階から回って展示品から各数字を集め、数字を文字に変えてみましょう。

 四角い枠の色に注意しながら、文字を並べ替えましょう。

 お次は黄色の問題です。こちらもやることは水色の問題と一緒で、展示場をまわりながらまずは数字を探しましょう。

 黄色の問題の中で1問だけとても探しにくい展示品があります。それが帽子屋が出している地球の科学のエリアの文字です。こちらは普通に見て探すだけでは見つかりません。

 ヒントは、青い丸い窓。それとその上に映っている梯子のようなイラストです。こちらの展示品はこんな見た目をしています。

 見覚えのある青い丸い窓がいくつもありますね。そして左の下から2番目の窓の近くには何やらイラストが描かれています。こちらの展示品は窓の下の赤いボタンを押すと窓の奥が見えるようになっています。窓のボタンを押すと

 ボタンを押すとスペースシャトルと帽子屋が現れます。
黄色の問題の数字全てを集めて、文字に変換しましょう。

 水色の問題と同じように、枠の色に注意しながら、文字を並べ替えましょう。

 そして水色の問題にも文字を書き写すとこうなります。

 はんぶんにおってにじをつくれ

 というわけで、何かを半分に折って、虹を作りましょう。
 虹なんて問題で見た覚えがない?
 いえいえ虹の欠片を皆さんはずっと見てるはずです。問題用紙の真ん中らへんのその上と下を見てみましょう。
 何かカラフルなかけらが見えますよね?

 日本では虹は7色とされています。
紫、藍、青、緑、黄、橙、赤。国によっては5色と言われたりもします。
 今回の問題もちょうど7枚の問題ですね?


 というわけで、すべての問題を折ってみましょう。
そして、欠片をヒントに虹に並べると文字が見えてきます。

白色の地図の(時計マーク)で問題をとけ

 白色の地図から時計のマークをさがしましょう。1階の乗り物とロボットの科学のエリアにマークがありますね。

 そちらに向かうと、このイベント中に見かけた真っ白いモニターが展示品の中に隠されているのに気が付くでしょう。よく見ると眼鏡のマークがついていますね。帽子屋とチェシャ猫からの問題を解いた証、魔法の眼鏡で覗いてみましょう。

 最後の問題を見つけることができました。

白色の地図から♥のマークをさがして、黄色の問題に魔法の光を当てましょう。
♥のマークは1階の情報の科学のエリアにあるようです。

 ♥のマークに行くと魔法の光があります。こちらに黄色の問題をかざしてみましょう。すると

 Last Answer/こたえは の枠に文字が浮かび上がってきます。

 またあそうぼうね が答えとなります。

 文字と一緒に浮かび上がるアリスも描いてきてくださる方も多かったです。
可愛く描いてくださり、ありがとうございました!

 最後の問題の答えを書いて、メインホールのスタッフに見せたら問題クリアです!
最後にご褒美としてアクリルキーホルダーかバッチをお渡ししていました。
こちらのバッチのイラストも今回のイベント限定の書下ろし探偵アリスと未来くんです。

 背景のデザインなどは執筆者Kがひねりだしておりました。レンズ柄の二人がとても人気でした。

 おまけ、としまして。気が付いて下さった参加者の方もいましたので、こちらでも小ネタ(?)を紹介します。
 水色と黄色の問題は科学館内の各エリアに1つずつ数字を隠しました。しかし、実は2階で文字が隠されていない国(エリア)があります。

 それは電気と磁気の国です。

 こちらのエリアは展示品の関係上、ペースメーカーの方の入場をお勧めしていません。
設計上ペースメーカーなどに影響を及ぼさないはずですが、万が一があると非常に怖いため今回のイベントでは文字を隠さず、裏面の記事で紹介する形をとらせていただきました。
 正直、問題設計の裏側まで気が付いていただけると思ってもみなかったので、うれしい誤算です。

 さて、7枚の問題とは別におまけとして特別な問題が実は隠されていました。特別な問題は全く案内もしていないため、お家に帰ってから気が付いた方もいるかもしれません。
 または、今までの解説で触れられていない案内を見た人もいるかもしれません。
特別な問題も解説していきましょう。

 虹を作った時に反対側を見てみるときららちゃんが特別な問題があることを教えてくれます。また、緑色の問題をよく読むと、帽子屋が緑色の問題に暗号が隠れていることを教えてくれていますね。

 というわけで、緑色の問題をよーく見てみると左側に何か書いてあることに気が付くでしょう。
拡大して、反転させるとこうなります。

 暗号があるとここでも言っていますね。そしておそらくたいていの人がこの左の逆さ文字ではなく、問題左下の文字と矢印に先に気が付いていたのではないでしょうか。逆さにして拡大するとこうなります。

 ひらがなと♪、矢印が並んでいますね。こちらは公式SNSでも紹介していた「帽子屋からのスペシャル問題」と同じく、あいうえお表を使った変換です。
 ただし、問題の途中で使った点字50音表を使ってしまうと解けないので注意してくださいね。

 公式SNSではヒントを間違えるという痛恨のミスをしてしまいました。。。
ちなみに、SNSの画像には各キャラクをモチーフにした未来くんを描いてもらえました。こちらも可愛いですよね。

 さて、あいうえお表を使ってひらがなを変換します。♪は変換しないのでそのまま読むと

♪をふたつどうじにつくれ

 となります。♪はどこにあったでしょうか。赤色の問題を解いた時にもらった紙とご褒美を見てみましょう。

 どちらにも変な模様がありますね。重ね合わせてみましょう。

 重ね合わせて♪を二つ同時に作ると ぼうしのぎんがのうらをよめ と言葉が出てきます。

 問題を解いてきた中で、帽子の銀河を見たのを覚えているでしょうか?銀河や星があったのは女王様がいたM2Fへつながる通路ですね。そちらに行ってみましょう。

 こちらにはバラ星雲の他にいろいろな星座の写真が飾られています。その中にソンブレロ銀河の写真があります。お山のような形にテープが張られていますね。
 こちらの銀河は帽子のソンブレロのような形に見えることから、別名:ソンブレロ銀河と呼ばれています。テープはソンブレロっぽくなるように張ってみました。それと、実はこの写真がめくれることをカモフラージュするために貼ってあります。
 この帽子の銀河の写真をめくってみるとこんな指示が現れます。

 この黄緑の帽子に見覚えがありませんか?
そう、メインホールの床に貼られている帽子です。

 じつは、帽子の中に一つだけ問題が隠されていました。
ちなみに、帽子の他に青色のうさぎの足跡にもいくつか文字が隠されている足跡がありました。こちらは問題とは直接関係が無く、「いそげ!いそげ!」と「おつかいはなんだっけ?」と書かれていました。

 こちらです。切り取られた中に問題が枠の中に書かれていますね。
『地球の科学の壁にかかれた太陽と惑星の縮尺は?』
 これが、次に解くべき問題です。

 こちらが壁に書かれた太陽と惑星ですね。縮尺はこちらに載っていて、「3億分の1」であることが分かります。
 そしてここからが非常に難しい、いわゆる大謎です。
この「1/3億」という答えをある方法で場所の名前に変える必要があります。

問題の中で縮尺を使った問題がありませんでしたか?
そして、この問題の枠に見覚えがないでしょうか?

 橙色の問題のQ1。トランプ兵にロケットの縮尺を聞かれた時、答えによって行く場所が変わります。この枠に見覚え有りますね。
 「縮尺:1/3憶ならラウンジ」というわけで、ラウンジに向かいましょう。

 ラウンジは昔レストラン「科学館ラウンジ」があった場所です。
ここは無料空間ですので、有料空間であるイベント受付に戻ってくるためにはチケット=展示観覧券が必要となります。しっかりチケットをもってからラウンジに向かいましょう。

 メインホールの出口からラウンジに向かうと女の子の足跡がラウンジに向かって歩いて行っていますね。

 足跡をたどって、ラウンジの奥に行くと特別な問題とキーボックスを見つけることができます。

 大規模改修工事は現時点で令和7年9月30日までを予定しています。回答に合わせるならば2025年9月30日です。答えを入力するとこんな紙が入っています。こちらの紙をメインホールのスタッフに見せて特別な問題はクリアとなります。

 特別な問題はおまけでしたので、缶バッチとは別のものをお渡ししていました。一例ですが、

表面と

裏面です。

 こんな風に館のどこかの風景とアリスが印刷されたA4の紙を1枚お渡ししておりました。
こちらは冊子の中表紙となっていて、きちんと挟むと写真が女王様からのご褒美の額縁の中に、アリスが裏面のフレームの中に入るようになっています。紙の裏面は奥付となっています。

 この特別な問題は紹介した順番が本来の順番ですが、いきなり帽子を見つけたり、ごほうびを貰った時点で♪に気が付いたお客様も多くいらっしゃいました。実は設置場所の関係でイベント参加前に解いてしまったお客様もちらほらと…。

 今回の謎解きはゴールデンウィークの謎解きよりも難しくなっています。そのことを踏まえまして、今回のクリア率を発表していきましょう。

チェックポイント①:赤色の問題を解いて、女王様からの褒美を貰った人・・・・・・・・・46.7%
チェックポイント②:緑色と紫色の問題を解いて、貴方のための魔法の眼鏡を貰った人・・・39.1%
クリア:最後の問題を解けた人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33.2%
おまけ:特別な問題に気が付き、解けた人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7.6%
イベント期間中で延べ870名ほどの方にイベントにご参加いただきました。

改めて、問題をクリアした方。また、製作者のお遊び的な難易度の特別な問題をクリアされた方おめでとうございます。
そして、クリアできなかった方も当イベントにご参加いただきありがとうございました!

リニューアル後も謎解きイベントの他にもイベントを行っていきます。
また、当ホームページでも情報を更新していきますので、これからもご覧いただければと思います。

長らく続きましたこのシリーズも本記事でひとまず終わりとなります。
散文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
科学館は休館前最後の営業日である12月27日までイベント盛りだくさんで運営を行いますので、ぜひご来館ください。

それでは、また どこかのイベントや謎解きでお会いしましょう! 最後はさようならではなく、この言葉で締めさせていただきますね。
またあそぼうね!