天文台の活動
2019.05.04

星をみる会&天文台公開を実施しました

 5月3日(金・祝)に星をみる会、5月4日(土・祝)に天文台公開を実施しました。

3日の星をみる会では、昼間は太陽が出ていましたが、夕方には雲が出てきたため、プラネタリウムで、当日の星空を投影しながら、この時期に見られる天体や代表的な星座や星座にまつわる話などを紹介しました。その後、天文台に移動し、薄い雲や雲の切れ間から見える天体をご覧いただきました。
天文台内の直径75㎝反射式望遠鏡では、しし座の「レグルス」と二重星「アルギエバ」、うしかい座の「アークトゥルス」、おとめ座の二重星「ポリマ」などを観察しました。
また、天文台周辺の屈折望遠鏡や大型双眼鏡などでは、天文ボランティアの解説を交えながら、火星、ぎょしゃ座の「カペラ」、かに座の散開星団「プレセペ(M44:ビーハイブ)」、しし座の二重星「アルギエバ」、こいぬ座の「プロキオン」などの天体と、天体が雲で隠れてしまったときには、望遠鏡の見え方を確認していただくために、科学館のシンボルであるH2ロケットの先端を観察していただきました。
ご参加いただいた110名のお客様、ありがとうございました。


【5月3日のレグルス(75cm反射望遠鏡で撮影)】

【5月3日のアルギエバ(75cm反射望遠鏡で撮影)】

また、4日の天文台公開では、開始30分間は、天文台に来られたみなさんに望遠鏡で太陽を見ていただくことができましたが、その後、天候が悪くなってしまったため、公開を中止とさせていただきました。
天文台に来てくださった115名のお客様、ありがとうございました。

【5月4日の太陽(Hαフィルターで撮影)】

次回は、5月12日(日)の午後7時(集合)~に「星をみる会」が、5月19日(日)の午後1時~3時に「天文台公開」が、開催されます。ぜひ、みなさんでいらしてください。お待ちしております。