【科学館お休み前イベント「ナイトミュージアム・バックヤードツアー」】を開催しました(R5.10.14)
15年以上前にも行ったことのある「バックヤードツアー」。
今回、科学館の屋内施設が長期休館に入る前に、またみなさんに内部をご紹介しようということで、久々に開催しました。
まずは、多目的ホールにて、全体説明。クイズを交えて、科学館のご紹介。
その後、館内を3コースに分かれてスタートしました。
普段、見過ごしてしまっている科学館のアートを鑑賞。
こちらは正面玄関前の栃木県佐野市出身の人間国宝「田村耕一」さんの作品です。
こちらはプラネタリウム入口の益子町在住の陶壁作家「藤原郁三」さんの作品。
来館されるみなさんを、いつもそっとお出迎えしているのです。
また、メインホールは、大理石でできていて、化石が眠っています。
ここでは、みんなで「アンモナイト」探し体験を。壁や床をじっくりみるとあらゆるところに隠れています。
途中、秘密の通路を通ったり、
来館者の皆さんの安全・安心を見守ってくれている警備員さんのお話を聞いたり、
また、中央制御室では、普段当たり前に使えている電気や水道、エアコンなどが、実はスタッフが24時間体制で監視して巡回してくれているおかげで、使えていることを知ったりなど舞台裏を見学しました。
さらに、清掃スタッフが朝の7時から約2時間半をかけて、床から壁、ガラス面を磨き上げ、
展示物をすべて消毒して来館者のみなさんをお出迎え準備をしていることのお話も。
コースの所々で、科学館にまつわるクイズをしながら巡った、約1時間のバックヤードツアー。
最後は、多目的ホールの椅子がロボットみたいに自動で収納されていって壁になる様子をみんなで見守りツアーは終了。
見学したみなさんからは、
「来館者のためにいろいろなスタッフさんたちが努力されていることがわかり、とてもおもしろかった」
「短い時間ながらとても充実したひとときを過ごせました。」
「普通に見られないところを知ることができて、特別感がありとても楽しかった。」などの
お声をいただきました。
長期休館まで、あと約50日!
ぜひ、休館前にメインホールのアンモナイトや、ひっそりとみなさんをお出迎えしているアート作品も見に来てくださいね。