天文台公開を実施しました

１月１１日（月・祝）に、今年最初の天文台公開を行いました。

【１月１１日の太陽】

連休最終日ということもこともあり、お子様連れのお客様が多く、天文台には260名もの方が足を運んでくださいました。
このところ雲の少ない日が続いていますね。この日も晴天に恵まれ、開始時刻からずっと太陽を観察することができました。今回は、比較的わかりやすい黒点も観察できました。目の良い方は複数見つけることができたようです。
ところで、この黒点ですが、なぜ太陽のほくろのように黒く見えるのでしょうか？

太陽の表面温度は約6000度と言われていますが、黒点の部分は、約4000度と、周囲に比べて温度が低くなっています。そのため周囲よりも発する光がやや弱く、暗く見えるのです。光を発しない影のような部分というわけではありません。
日によって大きさや数などの見え方も変わってくるので、今回観察できた方も是非またいらしてください。前回との違いが確認できると思います。
次回は1月16日（土）を予定しております。