天文台の活動
2015.09.13

星をみる会を実施しました

 9月12日(土)に、星をみる会を実施しました。
 先日の記録的な大雨など、天候不順が続く中、この日の星空も雲が多く心配されましたが、開始時刻には「夏の大三角」を筆頭に明るい星が姿を見せてくれました。天文台には42名の方が足を運んでくださいました。
 75㎝反射望遠鏡では、こと座の「ベガ」、はくちょう座の「アルビレオ」、こと座の「ダブルダブルスター」を観察しました。雲が多い割に、比較的上空の大気の揺らぎが少なく、条件の良い中で観察でき、多くのお客様から「思ったよりもきれい」「目で見るのと全然違う」などのうれしい感想をいただきました。中には「指輪にしたい!」とお連れの方にせがむ姿もみられるなど、終始和やかな雰囲気の観察会となりました。
 高度が下がり、75㎝反射望遠鏡では観察しにくくなった土星も、屋上の小型屈折望遠鏡や双眼鏡で観察できました。
 しかし約1時間後には再び厚い雲が現れ、星が観察できなくなったため、急遽プラネタリウムで本日の星空解説を行い、その後、やや早めの終了とさせていただきました。
 足下の悪い中、御参加くださった皆様、ありがとうございました。
 次回は9月22日(火)を予定しております。皆様のお越しをお待ちしております。