天文台の活動
2022.11.20

11月8日(火)の皆既月食+天王星食 ギャラリー

11月8日(火)の皆既月食と天王星食の様子を科学館職員が撮影しました。ぜひご覧ください。

【写真の利用について】
○商業利用、加工はご遠慮ください。
○個人での利用はご自由にお使いください。

10分間隔の月の様子(18:00~22:00)

こちらは魚眼レンズを使用して撮影した18:00から10分間隔の月の様子です。写真中央下には科学館の目印でもあるH-2ロケットが写っています。写真左下から右上に向かって月が昇っていく姿が確認できます。月よりも右側に見える小さな点は木星です。

食の最大(19:59)を含む20分間隔の月食の様子 上が北

こちらは18:19から20分間隔の月の様子です。画面の上が北になるように12枚の写真を修整・合成したものです。最も赤く見える月が食の最大の時(19:59)の月です。中央の5つの月は地球の濃い影である本影に月が入り込んでいる状態です。地球の丸い影がなんとなくイメージできるでしょうか。
画面の上が北になるようにしているため、実際に見た月の動きとは異なり、写真の右下が18:19の月、左上が21:59の月です。

18時23分頃の月
19時2分頃の月
19時59分頃の月(食の最大)
21時1分頃の月
21時49分頃の月

月食中の月の様子です。今回の月食は見かけ上、月の左下から欠けていき、左上から満ちていく月食でした。

天王星が月に潜入する様子

こちらは科学館天文台の75㎝大型天体望遠鏡を使って撮影した天王星の様子です。右側に見える大きな天体が皆既月食中の月です。青い点が天王星で、画面左側から次第に月に近づいていきます。
こちらの写真も画面上が北です。実際に眼で見た時と潜入する向きが異なっているように見えます。